私達が技術者の育成で大切にしていること

チームワーク意識を育てる。

電気工事はチームで連携をとりながら、作業を進めていきます。工事の規模が大きくなればなる程、工事完遂のためには、より緊密なチームワークが必要とされます。
当社は新入社員の段階で、これらの意識を育てるよう工夫しています。新入社員研修では、新入社員が社員全員と関わる機会を設け、また、自分の担当以外の業務も経験してもらいます。そうすることによって新入社員にチームの一員であるという意識を持たせ、他者の立場にも立って仕事ができるように連携意識を育てていきます。それが、仲間や協力企業と共に、より質の高い工事を完遂させるための基盤になると考えています。

目標達成の意識を育てる。

当社の新入社員研修に一泊二日の研修徒歩旅行があります。入社してすぐに行う社内研修で、新入社員達が先輩社員のサポートの下、合計46キロメートルの距離を1/50000の地形図を読みながら、一人一人試行錯誤してゴールまでたどり着くというものです。この研修は、目標（業務）を完遂させる強い意思を持つことと、達成感を味わってもらう事が目的です。どんな電気工事でも問題点や困難が発生します。その様な状況下でも、諦めずに解決策を探し出して仕事を完遂できるように、そして、問題を乗り越えてより高い技術をお客様にご提供できる下地を形成します。
夜には一緒に食事をとりながら、普段の仕事では経験しにくい、より濃密な人間交流の時間を持ちます。

先輩と後輩がお互い良い影響を与え合う関係を目指す。

当社はOJTのスタイルを積極的に取り入れています。新入社員研修を終えると、新入社員は先輩社員について現場に出て、専門的な技術と知識を習得していきます。その際、新入社員は、先輩の技術や仕事ぶりを見て手本としながら、より高い質の業務を目指します。先輩社員は後輩に教える際に、自分の技術や仕事を見直す機会を持ち、より自分を高める事が期待できると考えています。双方がお互いにいい影響を与え合う関係が技術者たちの技術と人間力を高める事になると考えています。