知識を有する事
専門的かつ幅広い知識を
身に付ける。
正確にできること
見えないところも丁寧に
かつ正確に仕事を行う。
応用ができること
状況に応じて、
知識と技術を活かしながら
最善の策をとる。
私達はこれら全ての状況が整ってはじめて、技術力があるといえる状態だと考え、様々な状況の中でお客様にとっての最善策は何かと常に考えながら業務を遂行します。そのために、入社時に一ヶ月かけて社内研修を行い、基礎知識と基礎技術力が身に着けられる環境を整えています。また、現場での実践的技術は先輩やベテラン技術者が若手社員に対して実地指導を行い、継続的に社内外の研修を受講する機会を設けています。
電気工事を行う場合、原則として図面通りに施工するのですが、実際現場に赴くと、図面では知る事のできなかった不安材料が見つかる事もあります。例えば、湿気や塩害、油、漏水、害獣などによる設備機器の劣化に繋がる問題や保安上の問題等です。
図面通りに作業を行えば工事は終わりますが、弊社は「プロとしてそれを見過ごす事はしない、お客様を最優先に考えたときに私達ができる事は何か」という意識をもって、追加対策を企画し提案を行います。
弊社は新入社員の教育に力を入れています。中でも新入社員と先輩社員が協力して挑む一泊二日の研修徒歩旅行は山科電気工事の自慢のイベントです。また、普段の業務でも、先輩が後輩の手本となって後輩を引っ張っていくという社風があります。だからこそ、新入社員のチームワーク意識と業務完遂への強い精神力を育めると考えています。
また、これからの会社を背負っていく若い社員や未来の社員に向けて、これまでの実績やエピソードをまとめた『伝承ノート』という虎の巻を作成しています。
私達は「成功談も大事だが、失敗にこそ学ぶべきところがある」と考え失敗談もきちんと『伝承ノート』に記し、若い社員達の成長を願い、「社員力」が継承されていくよう努めています。
弊社の創業は京都に初の電灯(アーク灯)が灯った四年後の明治26(1893)年まで遡ります。弊社は京都で一番古いだけでなく、日本で最古級の電気工事屋であると自負しています。現在にいたるまで商いさせて頂く事ができたのは、様々な素晴らしいお客様や仕入れ先様との出会いがあったからだと感謝しています。私達を支えてくださった多くの人々にご恩返しをするためにも、自社の強みである「社員力」を日々磨き上げ、より質の高い仕事が出来るようこれからも日々精進して参ります。