SDGsとは、「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称です。「誰一人取り残されない」世界の実現に向けて、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されたもので、2030年までに達成すべき17の目標と、169のターゲットが定められています。
より良い世界を目指すこの国際目標、私達山科電気工事でも、メインバンクである京都銀行の協力を得て、2024年4月に「SDGs宣言」を発表いたしました。宣言書に記載の通り、「電気工事を通じた明るい社会づくり」「環境にやさしい事業活動」「誇れる職場、誇れる技術力」「地域社会への貢献」の4つのテーマの下、具体的な取り組みを実行してまいります。
詳しくは「山科電気工事株式会社SDGs宣言書」をご覧ください。
4月1日、今年も当社では京都市内の工業高等学校より1名の新入社員を迎え、全社員出席の下、入社式を無事挙行いたしました。今年は近所の公園の桜が五分咲きで、新入社員を迎えるにふさわしい雰囲気でした。
いつもながら、新入社員は緊張の中にも、初々しさが漂う一方で、2年前入社の先輩社員を世話係に任命しましたが、その成長ぶりを改めて認識する嬉しい式でもありました。
新入社員はこれから1か月間の「新入社員教育訓練」の期間に入り、全先輩社員が分担して講師を務め、研修に励みますが、全先輩と新入社員がコミュニケーションを取る期間ともなります。2ヶ月目からは徐々に現場へ出ての研修に移行します。お客様の所へ参りました際には、どうかよろしくご指導下さいますようお願い申し上げます。
京都市立京都工学院高等学校におかれては、インターンシップを受け入れた企業の担当者へ丁寧な報告会を毎年開催されています。受け入れ企業にとっても大きな学びの機会であり、1月16日、当社も社長が参加してまいりました。
その中で、受け入れ企業の準備と実施の大変さは実感として持っている訳ですが、送り出される学校と、参加する生徒さん達の準備もまた、とても大変なものであることを知ることが出来ました。働くことの意義を知ろう、学ぼうとする真剣さが、ひしひしと伝わって来ました。私達も、もっともっと良いインターンシップを提供してゆこう、と強く思うとともに、社会へいささかの貢献ができていることの喜びを感じさせて頂いた報告会でした。
ちなみに、今回3年連続での受入れに対し、京都市教育長から感謝状を頂戴しました。
この度11月25日から26日にかけ、弊社創業130年を記念して慰安旅行を実施しました。ここ数年コロナ禍でこの種の行事が出来ていなかったので、若い新しい社員達と、協力会社の皆さんとの親睦も図る良い機会となりました。
一日目は大阪のなんばグランド花月へ向かい、若手からオール阪神・巨人まで人気コンビ総出演の漫才と、吉本新喜劇を堪能。みんな腹の底から大いに笑い、そして新喜劇の展開にジーンと来て思わず涙するメンバーも。その後は名物、二度づけ禁止の串カツ食べ放題、コテコテの大阪を満喫しました。大いに笑って、食べた後は神戸港に移動、クルーズ船に乗って大阪とは全く違う港町の魅力に触れました。その後有馬温泉での宴会、カラオケ、宿泊が大いに盛り上がったことは言うまでも有りません。ZZZ…。
二日目はゆっくりと朝食を楽しんだ後、丹波町へ移動、立杭焼きの絵付けに挑戦、みんな真剣な表情でした。そして旅の締めくくりは、シイタケ狩りと三田牛の豪華なバーベキューです。もう暫く牛肉は要らん、というくらい皆のおなかは充たされました。
無事に楽しい旅行は終了、明日からまたいい仕事をしてお客様のお役に立とう!と新たな気力が湧いてきた、そんな旅行でした。
京都の夏を彩る祇園祭。このお祭りに当社はご奉仕させて頂いています。
前祭(さきまつり)の山鉾巡行において常に先頭を受け持つ「長刀鉾」へは、当社の社員が囃し方の一員として長年奉仕させて頂いております。そして「長刀鉾」の会所の電気工事や消防設備の点検業務も建築会社様の下、当社が担当させて頂いております。
後祭(あとまつり)の「鈴鹿山」は山鉾のご神体の中では数少ない女性の神様で、能装束のいでたちに面(おもて)を付ける、優雅な山として人気です。当社は長年にわたりこの「鈴鹿山」の駒形提灯と会所の仮設電気工事を受け持たせて頂いております。
コロナ禍で4年ぶりの全面復活となった令和5年の夏の祇園祭も、社員と協力会社の頑張りで、無事奉仕させて頂くことが出来ました。会社にとっても大きな誇りであり喜びであります。
令和5年7月25日~26日、年に一度やってくるISOの定期審査が無事終了しました。認証取得以来実に24回目の審査となりますが、今もなお緊張する2日間です。おかげさまで今回も指摘事項は0件でした。
逆に社員による「『日報』の改善の取組」を、働き方改革に繋がる良い活動として、グッドポイントと評価頂きました。とともに、「新入社員一泊研修徒歩旅行」の取組と、昨年グッドポイントとして評価頂いた「 伝承ノート」が、ベテラン社員の経験も含め話題を次々と増やしていることを注目、さらに充実させて下さいとの激励を頂きました。皆さんにもこのHPの「伝承ノート」をぜひお読み頂ければと思います。
今年も多くの学びを得た定期審査でした。
当社では凡そ30数年前から、新人を迎える都度、新入社員一泊研修徒歩旅行を継続して実施しています。多くの社員がこの研修を終了し、当社の伝統の行事となっていますが、毎回社長も参加し、新人と一緒に全コースを歩き通しています。
今回はコロナ禍の影響でおよそ3年ぶり、その間の新人合せて3人を対象にしての実施となりました。
一日目の朝、会社を出発し、50000分の1の地形図を頼りに道を読み、亀岡湯の花の宿まで33kmを歩き、翌朝は「私の夢」「目標設定」「自己の課題発見」「行動計画の作成」を座学し、午後に又徒歩でJR園部駅までの13kmを歩く、という内容の研修旅行です。
参加の新人達は毎回、目標へ向かって努力することの大切さを学び、足裏に出来る大きなマメと共に大きな達成感を得ているようです。
平成12年(2000年)にスタートした当社のISO9001の取組、すなわち品質管理活動は今年が3年に一度の認証の更新審査の年に当たります。この9月12日から13日は緊張の2日間でしたが、おかげさまで指摘事項は0件、更新の推薦を頂くことができました。
審査員からは当社の「伝承ノート」の活動取組をグッドポイントと評価頂き、社内中堅・若手社員の教育訓練にとても有効なツールと考えられるので、さらに充実させていって下さい、との講評と激励を頂きました。
「伝承ノート」は当HPに掲載、随時追加をしておりますので、これからも是非ご覧下さい。